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生物多様性

生物多様性保全の取組み

三井金属グループは、生物多様性保全への対応を、サステナブルな社会の構築のために取り組むべき重要な課題の一つと捉えています。当社グループは「環境基本方針」に従い、生物多様性への影響を最小限に抑えるよう、環境負荷の低減に努めています。また、拠点所在地域の状況に応じてステークホルダーとの連携も進めています。

 環境負荷の低減
・事業所近隣、生物多様性の価値がある所在地の把握
・工場新設や設備導入の際の環境評価
・必要な自主基準を設けて排水・排気を管理と有害物質・廃棄物
排出を削減
・GHG排出の削減
・環境貢献製品制度の導入

生物生息環境の保全、
景観づくり

・休廃坑跡地の植栽活動
・採掘後の採石場や砕石所の植林活動
・各事業所内および近隣地域での緑化推進

ステークホルダーとの
連携

・ワンサラ鉱山・パルカ鉱山での取組み(ペルー)
・公共団体による植林活動への寄付(中国)
・事業所近隣漁業組合と稚魚の放流(国内)



Gecomでの取組み

Gecom Corporationは、米国のインディアナ州グリーンズバーグ市に位置し、北米市場向けの自動車部品を設計、製造、販売している三井金属アクト(株)の北米主要拠点です。ISO4001認証取得以降、地域の生物多様性保全活動や、毎年、世界アースデイに開催される地域の環境保全活動にも積極的に参加し、環境保護に取り組んでいます。
敷地内には多くの生物が生息しているため、それらの生物の保全と環境保護の為、2021年の世界アースデイを皮切りに、敷地内にGecom Forestを設置、以降178本の植樹をGecom社員で行なっています。
また、敷地内に保護対象生物のオオカバマダラが生息しており、生息地の回復と保護の取組みとして「蝶にやさしい」花とミルクウッド(Milkwood)を植えています。ミルクウッドはオオカバマダラの幼虫が食べることができる唯一の植物であり、生き残るために不可欠です。
Gecom Corporationは今後も植樹を継続し、生物多様性保全活動を推進していきます。

植樹した苗木の種類(計178本)
 ・赤楓 55本
 ・シロマツ 30本
 ・ピン・オーク 25本
 ・チューリップポプラ 16本
 ・レッドオーク 15本
 ・シカモア 15本
 ・サイプレス 10本
 ・スワンプオーク 5本
 ・エルム 5本
 ・カタルパ 2本


敷地内で植樹(Gecom)

ワンサラ鉱山・パルカ鉱山での取組み

三井金属グループのサンタルイサ鉱業は、ペルーの中部に位置するワンサラ鉱山を1968年より操業しています。鉱山操業開始当時の周辺インフラの整備から始まり、その豊かな自然環境を守ることに努めてきました。
ワンサラ鉱山・パルカ鉱山の周辺地域には標高3,000mを越える高地特有の動植物群が存在しています。両鉱山は坑内採掘鉱山であるため、露天採掘鉱山に比べ、地表面に与える影響は限定的ですが、開発・操業に伴う影響を最小化するため、酸性水の適切な処理、環境ベースライン調査や生物生息調査を行なっています。2019年より集積場の規模拡張工事に伴う湿地植物群(Bofedal)の移植を、専門家や関係省庁と連携の上実施し、完了しました。また、2018年からは地域住民に対し動植物保護パンフレットを配布し、生物多様性保全への取組みに関する情報を提供しています。

生物多様性の画像
植物の移植作業が完了しました (ワンサラ鉱山)

鉱山事業

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